査定額が0円の車を高額買取してもらった話し

売った車

2014年のことですが、一般的な車の買い取り業者では査定が付かなかった車(査定額0円)を、「廃車ドットコム」というサービスを使って、高額買取りしてもらいました。

ポンコツ車など値段がつかない車を売りたい方の参考になると思いますので、当時の資料を引っ張り出しながら、お話したいと思います。

どうして車を売ったのか

本当は、売りたくなかったんです。

私はドライブが好きで、車は私の生活の一部でした。

私は関東圏に住んでいますが、

  • 道後温泉に入りに、松山までドライブ
  • 足摺岬の先端を訪ねて、高知までドライブ(上記の松山とは別の時)
  • USJに行くためにドライブ
  • 京都にドライブ✕2回

など、旅行に行くときにも自分で車を運転して行っていました。

日常でも、ストレスが溜まったりすると、湘南や千葉の海まで車を走らせて、海岸でぼーっとしたり、海の幸を堪能したりしていました(海を見ると、ストレス解消になりますよね)。

私の生活にとって、自家用車はとても重要なものだったんです。 本当は、車を売るなんてことは、したくありませんでした。

売った車
こちらが売った車。京都市の「源氏物語ミュージアム」にて。

車が維持できなくなった

それほど大切に思っていた車ですが、経済的に売らざるを得ない状況になってしまいました。

車は購入する時にもいろいろとお金がかかりますが、購入した後も、維持するためにいろいろとお金がかかります。

ガソリン代、消耗品代、修理代、車検費用、任意保険料、、、

それに、車で出かけると、飲食などで結構お金を使ってしまうんですよね。。。

忘れもしない2013年

2013年は私の「厄年」ではありませんでしたが、実質的に本当に最悪の年でした。

「病気」「仕事上のトラブル」といったネガティブなことが立て続けに起き、今から振り返っても、ある意味「どん底」の年でした。

病気や仕事上のトラブルから収入が激減。 その結果、自家用車を所有、維持できる経済状態ではなくなってしまい、車を手放さざるをえない状況になってしまったんです。

最終的には「車を売る」という決断をしたわけですが、本心では売りたくなかったので、精神的に相当葛藤がありましたし、つらい決断でした。

売った車のスペック

売った車は、中古で購入したトヨタの「ラウム」という車です。

車を購入した時の資料

上は、ラウムを中古で購入した時の資料です。 初度登録(この車が初めて運輸支局に登録された年月)が、平成10年1月、走行距離が34,380kmという状態の車を、平成16年9月に、総額840,493円で購入しました。

売却したのは2014年(平成26年)8月。 走行距離は、148,500kmになっていました。 10年間所有して、約11万4千キロ走行した車です。

ロードサイドの車買取店に持ち込んだ結果

2014年の9月に車検が切れるので、ギリギリまで乗って売却することにしました。

最初に、幹線道路のロードサイドにあった車の買取店に持ち込んで、買い取りの査定をしてもらいました。

その結果、買取査定金額は0円・・・

私としては、車の状態からして、高い査定額が付くことは期待していませんでしたが、0円というのは想定していませんでした。 私の認識が甘かっただけかもしれませんが、整備してあげれば、まだまだ走れる車です。 「さすがに0円というのは無いだろう、、、」と思い、ショックと多少の怒りを覚えつつ、その店に引き渡すことは止めて引き上げました。

ネットで「廃車ドットコム」を知って、見積もりを依頼

家に帰った私は、ネットで車査定のことを調べました。 その時に知ったのが、車を売却することになった「廃車ドットコム」です。

廃車ドットコムは、事故車や走行不能車でも買取が可能で、査定額が付くということでしたので、走行可能な私の車なら、多少の査定額が付くのではないかと期待して、見積もりを依頼してみました。

見積もりを依頼した翌日に、私の住所に一番近い加盟店から、メールで買取査定額の連絡がありました。

廃車ドットコムは、フランチャイズみたいなシステムになっていて、住んでいるところに一番近い加盟店が担当のお店になります。

下が、そのメールのキャプチャです。

廃車ドットコムからの査定額通知メール

ちょっと見づらくて申し訳ないんですが、メール本文の真ん中よりちょっと上あたりに、「お車の買取査定金額は¥16,000_となります。」とあります。

さらに、メールの下の方に「弊社へお持ち込みいただいだ場合、別途¥5,000_お支払いたします。」とあります。

メールの内容をまとめてみると、

  1. 出張買取りと、廃車手続きは無料。
  2. 車の買取査定額は¥16,000_
  3. 車の買取査定額に、車検残に伴う還付金は含まれていない。
  4. 後付の装備品等があれば、プラス査定。
  5. 車の置いてある状況や状態によっては、買取価格が下がる可能性がある。
  6. 車を持ち込んだ場合は、¥5,000_もらえる。
  7. 車を持ち込んだ場合、最寄りの駅まで送ってもらえる。

① 出張買取りと、廃車手続きは無料。

廃車ドットコムの公式サイトを見ると分かるのですが、「出張買取り」が基本的なコースのようです。 おそらく、事故などで動かない車を売る人も多いのでしょう。 出張買取の料金や廃車の費用が不要というのは、動かない車を売りたい場合に助かりますね。

② 車の買取査定額は¥16,000_

ロードサイドの車買取店では査定額が0円でしたが、廃車ドットコムでは「1万6千円」の査定額が付きました。 私としては完全に満足な査定額というわけではありませんでしたが、妥協することにしました。

③ 車の買取査定額に、車検残に伴う還付金は含まれていない。

車を売った場合、車検の残り期間によって、自賠責保険や重量税の残期間分が還付されます(軽自動車の場合は別)。 私の場合は、残期間が約1ヶ月ちょっとで、自賠責保険と重量税が少し戻ってきたように記憶しています。

④ 後付の装備品等があれば、プラス査定。

後付の装備品とはホイールとか、オーディオのことでしょうか。 私の場合は基本装備だけでしたので、プラス査定はありませんでした。

⑤ 車の置いてある状況や状態によっては、買取価格が下がる可能性がある。

具体的にどんな場合に買取価格が下がるのか不明ですが、例えば、車が水没しているとか、谷底に落ちているとか、そういう状況だとマイナスになる可能性があるのではないでしょうか。 これについてはケースバイケースでしょうね。 私の場合は自走可能な状態なので、マイナス査定の心配はありませんでした。

⑥ 車を持ち込んだ場合は、¥5,000_もらえる。

出張買取が無料ということですので、車を自分で持ち込んだ場合は、その分の費用として5千円もらえるということなんでしょう。 私はお金の問題ではなくて、最後まで自分で運転して愛車を送り届けたかったので、持ち込むことにしました。

⑦ 車を持ち込んだ場合、最寄りの駅まで送ってもらえる。

後で詳しく書きます。

車の買取を依頼

一般的な車買取店では査定額0円だった私のラウムが、廃車ドットコムでは1万6千円の査定額となり、さらに持ち込みで5千円プラスで、計21,000円で売れることになりましたので、売却を決めました。

下は、正式に売却を申し込んだ後に送られてきたメールです。

車の売却を申し込んだ後に送られて来たメール

車売却当日の話し

車売却の当日、自分で車を運転して行きました。

「これで、この車を運転するのも最後か・・・」

と思うと、とても悲しかったですね。

下の写真は、車買取会社の駐車場に車を停め、手続きのために事務所に行く時に振り返って撮影した、愛車の最期の写真です。。。

愛車の最期の写真

愛車は翌日、スクラップに

事務所内で所定の手続きを行い、現金で2万1千円受領しました。

その時のことは、あまり良く覚えていないのですが、一つ印象に残っていることは、

『車は明日、解体します。 貴重品などは残っていないですね?』

という最終確認でした。

その時の喪失感をまだ良く覚えています。 ペットが亡くなったとき、無気力など心身に症状がでることを「ペットロス」といいますが、「カーロス」というか、そんな状況に近いものがありました。

タクシーで駅まで送ってくれた

帰りはもちろん車はありません。 駅まで歩いて行ける距離てはなかったので、タクシーで駅まで送り届けてくれました。 タクシー料金は買取会社が負担してくれました。

廃車ドットコムは、どうやって儲けているのか

街の車買取店では査定額が付かなかった車が、廃車ドットコムでは持ち込み料金も含めて、2万1千円で売ることができました。

廃車ドットコムはどういうビジネスなのか、ちょっと気になったので調べてみました。

車をリサイクルしている

私が車を売ったところもそうでしたが、廃車ドットコムの加盟店は、「金属解体業」や「リサイクル業」の会社です。

買い取った車を解体し、金属などを取り出して加工し、再販売・リサイクルを行って利益を出しています。

だから、事故車、水没車、改造車など、普通の車買取店では査定額が付かない車でも、お金を出して買取ができるわけですね。

私が所有していた車も、リサイクルされて、どこかで役に立っているのかもしれません。 そう思うと、ちょっと気持ちが楽になりました。

査定が付かない車を売りたい時に

査定が付かないような車を売りたい場合、タダで引き取ってもらったり、自分で廃車手続きをしたりするよりは、廃車ドットコムのようなサービスを利用して、少しでも手元にお金が入るようにした方が良いと思います。

廃車ドットコムのメリットまとめ

  • 動かない車、事故車、水没車なども、手数料や手続き費用は無しで買取りしてくれる。
  • 通常の買取業者では査定額が付かない車でも、買い取ってくれる。
  • 廃車ドットコムに加盟している企業は、自動車解体業に基づく許可業者のみなので、安心して依頼できる。

廃車ドットコムを利用する場合の注意

  • 車は解体されるので、忘れ物をしないようにする。
  • ローンが残っている車(所有権がローン会社)は、先にローンの精算をする必要がある。

車を手放した、その後の生活

車を売ってから既に3年が経過しました。

車を所有していた頃の生活と、車を手放した後の生活では、何がどんな風に変わったか、ちょっと振り返ってみると、

  • 買い物
    Amazonが中心。 早ければ注文の翌日に届くので超便利。 服や靴など合わせる必要がある場合は、電車 or 自転車 or 徒歩!
  • 病院
    体調が悪くて病院に行く時は、基本タクシー。
  • レジャー
    レンタカーを利用します。 レンタカーはいつでも整備状態が良くて綺麗です。
    子どもが大きくなって、一緒にお出かけする機会も相当減ったので、レンタカーで十分です。
  • 釣り
    海釣りをやっていたのですが、卒業しました。 車が魚臭くなってしまうので、レンタカーでは無理。 電車で行ける距離ではないし。

私は関東の郊外に住んでいて、周りは車を所有している人が多く、車を持っていない人は少数派だと思います。

私も車を売る時は、「生活が不便になるのでは」と心配していましたが、現在は宅配サービスが充実していることもあって、それほど不便とは思いません。 唯一、あきらめたのが「海釣り」です。

車が無ければ無いで、何とかなるもんです。

車を手放したメリット

私は経済的な事情で必要に迫られ、泣く泣く車を手放しましたが、車を手放したことによって得られたメリットも少なくなかったと感じています。

ちょっとまとめてみると、

  1. 経済的に楽になった。
  2. 車の掃除やメンテナンスから解放された。
  3. 事故の心配から解放された。
  4. 運動する機会が増えた。

① 経済的に楽になった

車を所有していた時は、ガソリン代、整備・修理代、車検代、任意保険料などを支払う必要があり、車は正に「金食い虫」でした。

車を手放して、これらの出費から解放されました。 年間数十万円程度、出費を減らすことができたと思います。 まぁ、私の場合は車が維持できなくなって手放したわけですが。

② 車の掃除やメンテナンスから解放された。

車を所有していると、掃除やメンテナンスの手間が発生します。 私はそんなに熱心にやっていたわけではありませんが、それらから解放されました。

③ 事故の心配から解放された。

私は幸い、対人・対物事故を起こしてしまうことはありませんでしたが、車を所有していると、いくら自分が気をつけていても、事故に遭遇するリスクはつきまといます。

日常的に運転することが無くなった現在、事故への心配やストレスから解放されました。

④ 運動する機会が増えた。

車を手放して、運動する機会が増えました。 一駅〜二駅くらいの距離でしたら歩きます。 以前は車を使っていましたが。

まとめ

査定額が付きづらい車を売却するときは、廃車ドットコムのような廃車専門サービスを利用すると、思ったより高額の査定額が付く場合があります。 車を売ることを検討している場合は、是非、参考にしてください。

廃車ドットコムの公式サイトを見てみる